「子供にプログラミングやロボットに興味を持ってほしい」「でも、いきなり高価なキットを買って失敗したくない……」そんな風に悩んでいませんか?
私もプロブロガーとして活動する傍ら、小学生の子供を持つ親として、これまで数多くの知育玩具や工作キットを試してきました。正直、1,000円程度の工作キットはすぐに壊れたり、逆に数万円のプログラミングロボットは設定が難しくて親が疲弊したり……。そんな試行錯誤の中で出会ったのが、エレキット(ELEKIT)の『フォロ(MR-9107)』です。
3,000円台という「失敗しても痛くない」絶妙な価格帯。それなのに、赤外線センサーを搭載し、6本の足でコミカルに歩き回る姿は、まるで小さなペットのよう。「本当にこの値段で動くの?」という私の疑念は、完成して初めてスイッチを入れた瞬間の、子供のキラキラした笑顔で吹き飛びました。今回は、実際に親子で3時間かけて組み立てた実体験をもとに、その難易度や楽しさを本音でレビューします。
結論:工作の達成感と「動く喜び」を教えたいなら、これ以上の入門機はない

結論から言うと、エレキットのフォロは、小学校中高学年のお子さんが「自分の力でロボットを動かす」という原体験を得るのに、最も適した工作キットです。
最大の魅力は、電子工作の基礎が詰まっていながら、ハンダ付け不要で「組み立てるだけ」で完成するハードルの低さ。そして、完成後に「追跡モード」や「探検モード」で遊べるインタラクティブな楽しさです。確かにパーツ数は多いので、親のサポートは必要ですが、苦労して作り上げたロボットが自分の後を追いかけてくる姿には、大人でも感動するレベルの喜びがあります。逆に、細かい作業が極端に苦手な子や、1時間以上の集中が難しい子には、少し早いかもしれません。
エレキット(ELEKIT)フォロ MR-9107とは?
フォロ(FOLLOW)は、福岡県に拠点を置く「イーケージャパン」が展開するエレキットシリーズのベストセラーロボットです。
- 2種類のモード: 前方の物体を追いかける「なかよしモード」と、障害物を避けて進む「たんけんモード」。
- 6足歩行: 滑らかでコミカルな動きを実現する、独自のギミック。
- 赤外線センサー: 周囲の状況を感知して、自律的に判断して動きます。
- STEM教育に最適: ギアの仕組みや、センサーの働きを、遊びながら学べます。
プログラミングを画面上で学ぶ前に、「物理的にどう動くか」を学べる、まさに「動く教科書」のような存在です。
なぜ今、フォロが選ばれているのか
今、教育現場ではプログラミングが必修化され、STEM(科学・技術・工学・数学)教育への関心が高まっています。しかし、画面の中のコードだけでは「手触り感」がありません。[エレキット フォロ MR-9107]が選ばれているのは、その「アナログな工作」と「ハイテクなセンサー」の橋渡し役として、完璧なバランスを持っているからです。
数万円する本格的なロボットキットを買う前の「適性検査」としても優秀です。ここで工作の楽しさに目覚めれば、次はプログラミング可能な上位モデルへ。そんなステップアップの最初の1段として、圧倒的な支持を得ています。
スペックの見方(初心者向け)
工作キットを初めて買う人のために、フォロの「ここを見れば難易度がわかる」ポイントを整理しました。
① 部品数と対象年齢
対象年齢は「10歳以上」となっています。パーツ数は115点。これは多すぎず、少なすぎない量ですが、一つ一つのパーツがしっかりしているため、ニッパーで綺麗に切り出す必要があります。小学校低学年だと、力加減が少し難しいかもしれません。
② 工作時間の目安
メーカー公表は2〜3時間。実際に私たちが作った時も、休憩を挟んで約3時間でした。一気に作ろうとすると疲れてしまうので、土日の午後にゆっくり時間を取って取り組むのが、親子喧嘩を避けるコツです(笑)。
③ 電源と駆動方式
単4アルカリ乾電池が4本必要です(別売り)。かなりパワフルに動くので、エネループなどの充電池を用意しておくと、経済的で長く遊べますよ。
実際に親子で作ってみた感想:3時間のドラマ

リビングのテーブルいっぱいにパーツを広げ、いざ工作開始。その過程で感じた「生の声」をシーン別に振り返ります。
使用シーン①:ニッパーでパーツを切り出す「職人タイム」
まずはパーツの切り出しから。子供は最初、手でちぎろうとしましたが「バリ(切り残し)があると動かなくなるよ」と教えると、慎重にニッパーを使い始めました。こうした「道具を正しく使う」という経験だけでも、工作キットを買った価値があると感じました。
使用シーン②:ギアボックスの組み立て(最大の難所)
フォロの心臓部、モーターとギアの組み合わせ。ここが一番の山場です。向きを間違えると、最後に全部バラしてやり直し……という恐怖(笑)。「あ、ここ逆だよ!」と親子で設計図を睨みつける時間は、普段のゲーム時間とは違う、密度の濃いコミュニケーションになりました。
使用シーン③:ついに完成!初めての「起動」
電池を入れ、スイッチをON。LEDの目が赤く光り、「ピッ!」という音が鳴った時の子供の歓喜。自分の手で作ったものが、命を吹き込まれたように動き出す。この瞬間の達成感こそが、エレキットの醍醐味です。
使用シーン④:家中をフォロと「たんけん」
たんけんモードにして放流。壁を認識してクルリと向きを変える姿に、「賢いね!」と子供も大興奮。自分たちの足元をチョコチョコ付いてくる「なかよしモード」は、まるで新しいペットが家族に加わったような賑やかさをもたらしてくれました。
使用シーン⑤:工作後の「なぜ?どうして?」タイム
「なんで手を近づけると止まるの?」「どうして足が6本なの?」と質問攻め。説明書にある「センサーの仕組み」を一緒に読むことで、ただ遊ぶだけでなく、科学への興味が自然と深まっていくのを感じました。
メリット
- 圧倒的な「動く楽しさ」: 2種類のモードで、完成後も長く遊べる。
- ハンダ付け不要: 火傷の心配がなく、リビングで安心して工作できる。
- 教育的価値が高い: ギア、リンク機構、赤外線センサーを体感できる。
- デザインの可愛さ: 愛嬌のあるフォルムで、インテリアとして置いておいても苦になりません。
デメリット
- バリ取りが重要: パーツの切り残しがあると、ギアが噛んで動かなくなる。丁寧な作業が必須。
- 電池の消耗: モーターとセンサーを常に動かすため、電池の減りは早め。
- 一度組むと分解が大変: 頑丈に設計されている分、間違えて組んだ時に外すのが少し苦労します。
口コミ・評判:みんなはどう感じてる?

(良い口コミ)
「10歳の誕生日にプレゼントしました。一人で黙々と作り、完成した時は本当に誇らしげでした。動きがコミカルで、家族みんなのアイドルになっています。」(40代・女性)
(悪い口コミ)
「ギアの向きを間違えて、動かなかった時は泣きそうになりました。大人が最初から最後まで付き添う覚悟が必要ですね。でも、苦労した分だけ愛着が湧きます。」(30代・男性)
(プロの考察)
「難しい」という声のほとんどは、ギアボックスの工程に集中しています。ここは、親が検品係として「次に行く前にチェック!」と介入することで、失敗を未然に防ぎ、子供のやる気を削がずに済みますよ。
他商品との比較
| 商品名 | エレキット フォロ | タミヤ 6足歩行ロボ | レゴ ブースト |
|---|---|---|---|
| 価格 | 約3,500円 | 約2,500円 | 約20,000円 |
| センサー | あり(赤外線) | なし | あり |
| 難易度 | 中(工作重視) | 低(シンプル) | 高(プログラミング) |
| 達成感 | 高い | 普通 | 非常に高い |
比較してわかるのは、「低価格なのにセンサー付きで自律動作する」というフォロの圧倒的なコスパです。タミヤよりハイテクで、レゴより格段に安い。まさに「ちょうどいい」入門機です。
コスパ:3,000円台で「成功体験」を買う
ゲームソフト1本買うのと同等の価格ですが、得られるものは「受け身の娯楽」ではなく「能動的な創造」です。 3,000円ちょっとで、子供が3時間集中し、科学に興味を持ち、自分の手で何かを完成させる自信を手に入れる。 この教育投資としてのリターンは、どんな塾の1回分の授業料よりも大きいと私は確信しています。
おすすめな人・向いていない人
おすすめな人
- 工作が好きで、ロボットに興味がある小学校中高学年の子
- 親子で一つの目標に向かって共同作業をしたい人
- プログラミング教育の第一歩として「動く仕組み」を教えたい人
- 予算5,000円以内で、インパクトのある誕生日プレゼントを探している人
向いていない人
- 細かい説明書を読むのが苦手で、すぐに飽きてしまう人
- 親が一切手伝う時間や余裕がない家庭(最初はサポートが不可欠です)
- スマホアプリでバリバリプログラミングをしたい人(フォロは自律動作のみです)
失敗しない選び方:購入前のチェックリスト
フォロを購入する前に、これだけは準備しておきましょう。
- 工作用のニッパー: 100均のものでも良いですが、プラモデル用のものがあると仕上がりが劇的に変わります。
- 単4乾電池4本: 別売りなので、届いてすぐに動かすために必須です。
- 明るい作業スペース: 小さなネジやギアを扱うので、パーツを紛失しない広いテーブルを。
意思決定ガイド:迷っているあなたへ
もし私が過去の自分(買うのをためらっていた自分)にアドバイスするなら、こう言います。
「迷っている時間がもったいないよ。子供の『作ってみたい!』という好奇心には、鮮度がある。3,000円の投資で、もし子供が将来エンジニアや科学者に興味を持つきっかけになったら、これほど安い買い物はない。失敗してもやり直せるのが工作の良いところ。一緒に悩んで、一緒に完成させる時間を楽しんで!」
よくある質問(FAQ)
Q:本当に10歳一人で作れますか?
A:工作に慣れている子なら可能ですが、多くの場合はギアの組み立てなどで大人の確認が必要です。親子で「プロジェクト」として取り組むのがベストです。
Q:故障した時の修理はできますか?
A:エレキットは国内メーカーなので、アフターサポートが充実しています。パーツの個別販売も行っている場合が多いので、長く遊べますよ。
Q:床がカーペットでも動きますか?
A:基本的にはフローリングや畳などの硬い面が適しています。毛足の長いカーペットだと、足が引っかかって転んでしまうことがあるので注意です。
まとめ
エレキットの『フォロ(MR-9107)』は、単なる工作キットを超えた、親子を繋ぎ、好奇心を刺激する「未来へのパスポート」です。
115点のパーツが組み合わさり、センサーが反応し、6本の足が動き出す。その瞬間の感動は、どんな最新のスマホゲームでも味わえません。この週末、スマホを置いて、お子さんと一緒に「ロボットを作る」という冒険に出かけてみませんか?
結論(再提示)
「3,000円台で買える、最高の達成感。エレキット フォロは、お子さんの可能性を広げる最初の一歩として、絶対にお勧めできる傑作です。」
※Amazon等の通販サイトでもベストセラーとなっています。
あなたの家にも、チョコチョコと歩く小さなフォロが仲間入りするのを、楽しみにしていますね!
今回の記事で、フォロへの不安は解消されましたか? もし「もっと高度なプログラミングができるエレキットが知りたい」など、次のステップへのご相談があれば、いつでもお気軽にどうぞ。プロの視点でぴったりのモデルを提案させていただきます!
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