この記事は 2025/10/19時点の公開情報をもとに作成しています。
まず結論だけ👇
- 従来の原付(第一種=50cc)に法定のkW上限はありません(ガソリン車)。ただし電動の原付は「定格出力0.6kW以下」という基準がありました。MOTOINFO(モーターサイクルインフォメーション)+1
- 実車の“パワー感”はメーカー公表の最高出力で把握するのが現実的。近年の50cc量産モデルはだいたい2.7〜3.3kW(例:スーパーカブ50=2.7kW、ホンダ・ダンク=3.3kW)。Honda Global+1
- **新基準原付(125cc以下・4.0kW以下)**は、最高出力4.0kW以下に制御した110/125ccベースの新カテゴリー。原付免許/普通免許で運転可・法定速度30km/hは旧原付と同じです。国土交通省+2警察庁+2
用語だけサクッと
- 最高出力(kW):エンジン/モーターが一瞬発揮できる“最大パワー”(ICE車の比較はこれ)。
- 定格出力(kW):モーターを連続運転できる出力の目安。旧ルールの「0.6kW」は電動原付の基準。MOTOINFO(モーターサイクルインフォメーション)
1) 「元々の原付(50cc)」は何kW?
- 法令上(ICE):排気量50cc以下が条件で、kW上限の規定なし。
- 法令上(電動):定格0.6kW以下で第一種。MOTOINFO(モーターサイクルインフォメーション)
- 実車の公表値(例)
- ホンダ・スーパーカブ50(Final Edition):2.7kW(3.7PS)/7,500rpm、最大トルク3.8N・m。Honda Global
- ホンダ・ダンク:3.3kW(4.5PS)/8,000rpm。カーナリズム
→ 近年の50ccは2.7〜3.3kWあたりが一般的でした(車種・年代で差あり)。
2) 「新基準原付」は何が違う?(性能面の“体感差”)
ルールの枠
- 区分追加:50cc超〜125cc以下かつ最高出力4.0kW以下を第一種原付に追加。
- 新たな表示と規制:最高出力の表示義務、出力不正改造の防止規定が整備。国土交通省
- 交通ルールは旧原付と同じ:最高30km/h・二段階右折・二人乗り不可。MOTOINFO(モーターサイクルインフォメーション)
走りの中身(実車で比較)
代表としてホンダの新基準原付ライト系(発売発表済)と従来50ccを並べると——
| 項目 | 旧原付の代表:スーパーカブ50 | 新基準原付の代表:クロスカブ110 Lite/スーパーカブ110 Lite |
|---|---|---|
| 排気量 | 49cc | 109cc |
| 最高出力 | 2.7kW(3.7PS)/7,500rpm | 3.5kW(4.8PS)/6,000rpm(新基準適合に最適化) |
| 最大トルク | 3.8N・m/5,500rpm | 6.9N・m/3,750rpm |
| 装備例 | ドラムブレーキ等 | フロントディスク+ABS、キャスト&チューブレス、速度警告灯 など |
| 法定最高速度 | 30km/h | 30km/h |
体感ポイント
- 立ち上がり&登坂がラク:トルク6.9N・mはカブ50の約1.8倍。信号ダッシュや坂道で“余裕”を感じます。Honda Global+1
- ブレーキと足回りが進化:前輪ABS+キャストホイール&チューブレスタイヤで停止時の安心感とメンテ性UP。Honda Global
- 法定速度は据え置き:中身は力強くなっても、第一種原付は常に30km/h制限です。MOTOINFO(モーターサイクルインフォメーション)
なお、ホンダの「Lite」シリーズは最高出力を3.5kWに最適化(上限4.0kWに対して余裕を持たせた味付け)。公表値はメーカー公式で確認できます。Honda Global+1
3) まとめ(ここだけ覚えればOK)
- 旧原付の“kW上限”は法律にない(ICE)。ただし電動は0.6kWという基準があった。実車の50ccは2.7〜3.3kWが一般的。MOTOINFO(モーターサイクルインフォメーション)+2Honda Global+2
- 新基準原付は125cc以下・4.0kW以下。原付免許でOK、速度ルールは30km/hのまま。最高出力の“表示義務”や不正改造対策が追加。警察庁+2国土交通省+2
- 走りは“余裕方向”に進化:トルク増+ABS等の装備で、出足・登坂・制動の安心感が向上(ただし最高速度は変わらず)。Honda+1
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