沖縄県といえば、青い海、白い砂浜、温暖な気候、そして独特の文化に彩られた人気観光地です。しかし、本州の都市部に住んでいた方や移住を検討している方にとって、「沖縄には当たり前にあると思っていたものがない!」と驚くことも少なくありません。
今回は、他の都道府県には普通に存在するのに、沖縄には存在しない**娯楽施設や娯楽形態(公営・民間含む)**を徹底的に洗い出し、その背景や理由、そして沖縄ならではの代替的な楽しみ方までをご紹介します。
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【公営ギャンブル】沖縄では一切なし
公営ギャンブルの全貌
日本の多くの地域で見られる「公営ギャンブル」には、競馬・競輪・競艇(ボートレース)・オートレース・サッカーくじ(toto)・宝くじ公式売場などがあります。これらは地方自治体の財政にも寄与している面もあります。
しかし、沖縄県ではこれらすべてが一切存在していません。
| 種類 | 内容 | 沖縄での有無 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 競馬 | 地方・中央競馬 | ❌ 無し | 競馬場ゼロ |
| 競輪 | 自転車トラックレース | ❌ 無し | 競輪場ゼロ |
| 競艇 | モーターボート競走 | ❌ 無し | ボートレース場ゼロ |
| オートレース | バイクによる周回レース | ❌ 無し | 全国4場のみ、沖縄には存在しない |
| トト | サッカーくじ | ❌ 無し | ネット販売のみ。売場施設は未設置 |
| 宝くじ売場 | 公式販売所 | △ 一部あり | 県外主催で、売場数も少ない |
なぜ沖縄にはないのか?
その理由は法律にあります。沖縄では「公営競技施行法」が適用されておらず、自治体が主催する競技の実施が制度的に不可能なのです。
戦後のアメリカ統治下では「琉球競馬」などが存在していたものの、日本本土に復帰後は法的整備の都合でこれらは全廃。現在は、合法的な公営ギャンブルは一切認められていません。
【パチンコ・スロット】意外にも多数存在
沖縄にはパチンコ・スロットの店舗が多く存在しています。那覇市や沖縄市を中心に、中規模〜大型のホールが点在しており、娯楽施設としては県民にも観光客にも利用されています。
これはあくまで公営ではない民間の遊技場であるため、法律上も認められており、地域社会に根付いた存在となっています。
【カジノ・IR(統合型リゾート)】導入見送りの現実
かつて沖縄でもIR(統合型リゾート)構想が持ち上がったことがありました。リゾート観光地という特性から、カジノを含む施設導入には一定の期待もありましたが、結局は地域住民や自治体の反対、経済的な問題などにより実現には至っていません。
現在(2025年時点)でカジノ施設が実際に整備されているのは、大阪など一部地域に限られています。
【ナイトエンタメ・大型娯楽施設】本州とは一味違う
| 種類 | 沖縄での有無 | 備考 |
| ストリップ劇場 | ❌ 無し | 法律的には可能だが未開業 |
| 大型ライブホール | △ 限定的 | 1000人以上規模の施設は極めて限られ、ドーム級は存在しない |
| 本格的動物園 | △ こどもの国 | 小規模。上野動物園などの規模には遠く及ばない |
| 本格的遊園地 | ❌ 無し | ナガシマ・富士急・よみうりランドのような施設はゼロ |
| 大型水族館 | ✅ 美ら海 | 世界的にも有名な「美ら海水族館」が存在 |
補足:ライブ文化と音楽シーン
沖縄は音楽文化が盛んな土地ですが、大型ライブホールは限られており、アーティストの公演は福岡や東京に流れることもしばしば。ただし、地元アーティストによる小規模ライブハウスや野外イベントは活発です。
【自然と気候による制限】存在しえない娯楽も
| 種類 | 沖縄での有無 | 備考 |
| スキー・スノーボード場 | ❌ 無し | 気候上不可能 |
| 温泉街(本格的観光地) | △ 限定的 | 温泉自体はあるが、温泉街としての形成は弱い |
| カラオケボックス | ✅ 有り | JOYSOUND・カラオケ館など、全国チェーン含め多数 |
| 映画館(シネコン) | ✅ 有り | イオンモール沖縄ライカムなどに複数存在 |
スキー場や温泉街など、自然条件に依存する娯楽は沖縄では再現が難しいです。特に雪が降らないため、ウインタースポーツは体験不可。
ただし、カラオケや映画館などの「屋内系娯楽」は本州と遜色なく楽しむことができます。
沖縄には“ない”からこそ、“ある”魅力
沖縄には上記のような都市型・公営型の娯楽が多く存在しません。 しかし、それが逆に沖縄の魅力をより引き立たせているとも言えます。
- 街の喧騒から離れた静かな時間
- 自然の中で過ごす余暇
- ローカルな音楽と人々とのつながり
- 文化・歴史を学ぶ日常体験
例えば、休日には釣りやSUP(スタンドアップパドルボード)、シュノーケリング、ビーチキャンプといった、自然と一体になれるアクティビティが定番。
また、沖縄独特の三線ライブや、伝統芸能「エイサー」など、観光地に頼らない日常的な文化体験が楽しめます。
【まとめ】“ない”ことを受け入れ、“ある”ことを楽しむ
沖縄県には、他都道府県にあるような大規模な公営ギャンブル施設や都市型娯楽は存在しません。しかし、それは決してマイナスではありません。むしろ、そういったものに依存せず、自然・文化・人とのふれあいを中心にした暮らしが送れる場所です。
都市部とは違う価値観で生活したい人、家族との時間を大切にしたい人、自然の中で心を癒したい人には、沖縄のこの「ない豊かさ」が大きな魅力となるでしょう。
沖縄に「ない」ものばかりに目を向けるのではなく、沖縄に「ある」ものの価値を見つけていく。
それこそが、本当の意味で沖縄を楽しむコツなのかもしれません。
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