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沖縄にLRTが走る――。
まだ確定ではない。
だが、もし本当に実現したら。
那覇の地価は、確実に動く。
これは夢物語ではない。
宇都宮市、富山市、広島市。
全国のLRT導入都市では、地価と都市構造が現実に変わっている。
今回は「那覇LRT構想」を前提に、
- 駅距離別シミュレーション
- 開業時期別の価格推移
- 長期視点(10年・20年)
- 不動産売却戦略
まで踏み込んで分析する。
■ LRTは地価をどう動かす?
全国の傾向は明確だ。
✔ 駅徒歩圏は上昇
✔ 徒歩15分圏は安定
✔ それ以上は影響小
LRTは「面」で上げるのではない。
“線と点”で上げる。
つまり、沿線と駅周辺だけが強い。
■ 那覇LRTシミュレーション条件
基準:2026年=地価指数100
通常成長率:年1.5%
LRT効果(累積上乗せ)
- 駅0〜500m:+14%
- 駅500m〜1km:+7%
- 1km超:+2%
開業想定:2035年
影響発生:開業5年前から織り込み開始
■ 駅距離別10年シミュレーション
① 駅0〜500m
通常成長:1.5%×10年 → 約+16%
LRT上乗せ:+14%
👉 合計:約+30%
100 → 130
駅近は、ほぼ“別世界”。
② 駅500m〜1km
通常成長:約+16%
LRT効果:+7%
👉 合計:約+23%
100 → 123
“悪くない”が、爆発はしない。
③ 1km超
通常成長のみ+微影響
👉 約+18%
100 → 118
体感はほぼ通常相場。
■ 長期20年視点(2046年)
駅近(0〜500m)
→ 約+55%
駅500m〜1km
→ 約+40%
1km超
→ 約+30%
ここで差が広がる。
LRTは時間が味方。
■ 那覇で勝つ可能性が高いエリア
仮にルートが
新都心
おもろまち
久茂地
県庁前
安里
を通る場合。
勝ち組候補は:
- 新都心駅想定エリア
- 久茂地再開発エリア
- おもろまち北側
那覇は平地が少ない。
だからこそ、交通軸は価値を集中させる。
■ 不動産売却戦略
① 開業5年前に売る
→ 思惑相場で利益確定
② 開業直前
→ ピークを狙う(リスクあり)
③ 開業後3年保有
→ 実需価格を取りに行く
一番安定するのは
開業直前〜直後1年。
■ 投資視点の結論
LRTは
✔ 全体を上げない
✔ 駅近だけを強烈に上げる
✔ 早期ポジションが最強
沖縄はまだ“確定前”。
だからこそ、今は織り込み前段階。
■ もしあなたが那覇で物件を持っているなら
確認すべきは3つ。
- ルート想定
- 駅距離
- 売却タイミング
特に駅徒歩7分以内は別格。
■ 最後に
LRTは単なる交通機関ではない。
都市の価値を再配分する装置だ。
那覇はどうなるか?
答えはまだ出ていない。
だが、歴史は語っている。
交通が変われば、地価は動く。
あなたは
“線の内側”か
“外側”か。
それが未来を分ける。


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