近年の災害事情と防災意識の変化
地震、台風、大雨による洪水、猛暑など、日本では毎年のように災害が発生しています。特にここ数年は、自然災害の規模が拡大し、都市部でも甚大な被害が発生しています。そんな中、政府や自治体も「自助・共助・公助」の考えを強調し、個人での備えの重要性を訴えています。
では、実際にどのような備えが必要なのでしょうか?今回は、最新の災害リスクを整理しつつ、家族構成別の備蓄品リストや防災士おすすめの防災グッズ、さらには実際に使った人の口コミまでご紹介します。

災害に備えるために知っておくべきこと

1. 災害の発生確率は年々上昇
地震の発生確率は30年以内に70%とも言われ、大規模な台風や洪水被害も増加傾向にあります。特に、温暖化の影響で台風が大型化し、予想以上の被害をもたらすことが増えています。
2. 避難場所の確認は必須
地元の避難所はどこか?どのルートで避難するのが安全か?家族とはどのように連絡を取るのか?これらを事前に確認し、避難訓練をしておくことが重要です。
3. 何日分の備蓄が必要?
最低でも3日分の備蓄が推奨されていますが、自治体によっては7日分を推奨するところもあります。特に電気や水道が止まることを想定し、食品や生活用品の備えが必要です。
避難場所にある主なもの

1. 生活必需品・物資
- 飲料水:最低限の水が備蓄されているが、十分な量があるとは限らない。
- 食料:クラッカーやアルファ米などの非常食が備えられていることが多いが、数が限られる。
- 毛布・寝具:防寒用の毛布やマットが配布されることがある。
2. トイレ・衛生設備
- 仮設トイレ:学校や体育館などに備え付けのトイレが使えない場合、仮設トイレが設置される。
- 簡易手洗い場:水道が復旧するまでは、限られた水での手洗いとなる。
- 生理用品・おむつ:自治体によっては備蓄があるが、数に限りがあるため自分で準備するのが望ましい。
3. 医療・応急処置
- 救急セット:消毒液や包帯などが用意されている。
- 医療スタッフの巡回:大規模な避難所では、看護師や医師が巡回することもある。
- 常備薬の配布は基本なし:持病の薬などは基本的に各自で持参する必要がある。
4. 情報提供設備
- 掲示板:支援物資の配布情報や安否確認の情報が掲示される。
- ラジオ・テレビ:災害情報の共有のために設置されることがある。
- Wi-Fi・充電設備:一部の避難所では無料Wi-Fiや充電スポットが提供される。
5. その他
- 授乳スペース・女性専用エリア:プライバシーに配慮したエリアが設けられることもある。
- 子ども向けスペース:小さな子どもが安心して過ごせるよう、遊び場が用意されることも。
避難所に行く前に知っておくべきこと
- 「避難所=快適な場所」ではない
→ 避難所は最低限の安全を確保する場所であり、長期滞在には適していない。 - 自分で準備すべきものが多い
→ 特に水・食料・常備薬・衛生用品は自分で持って行くのが望ましい。 - ペットの避難は制限されることが多い
→ ペット用の避難スペースが用意されていない場合、受け入れが難しいことも。
避難所の設備は限られているため、「備え」が非常に重要です。事前に避難場所を確認し、自分や家族が安心して避難できる準備を整えましょう!
実際に避難所を利用した方々の体験談

① トイレの問題(熊本地震・2016年)
40代女性(熊本市在住)
「避難所のトイレは想像以上に辛かったです。長蛇の列ができるし、夜中は暗くて怖い。しかも、水が止まっていたので臭いがひどく、特に女性は使うのをためらってしまうことが多かったです。私は自宅から持ってきた簡易トイレを使っていましたが、持っていない人はかなり大変だったと思います。」
✅ 教訓:非常用トイレ(携帯トイレ)は必須!
→ 避難所のトイレは不衛生になりやすいため、「BOSの非常用トイレセット」 などの簡易トイレを準備しておくと安心です。
② プライバシーがない(東日本大震災・2011年)
30代男性(宮城県石巻市在住)
「避難所は体育館だったのですが、仕切りがなく、まるで雑魚寝状態でした。周りの人の話し声や物音でなかなか寝られず、精神的にかなりきつかったです。特に女性や子供連れの方は着替えや授乳に苦労していました。」
✅ 教訓:プライバシー確保のために「ポップアップテント」や「仕切り」を持っていく
→ 避難所では個人のスペースが確保されないことが多いため、ワンタッチで設営できる 「プライバシーテント」 を持参すると便利。
③ 食料が足りない(北海道胆振東部地震・2018年)
50代女性(北海道厚真町在住)
「避難所には支援物資が届くまで時間がかかり、最初の2日間は本当に食べ物が少なかったです。配給されるパンやおにぎりだけではお腹が満たされず、お年寄りや小さな子供は特に辛そうでした。たまたま家から持ち出したカップ麺やレトルトご飯が役立ちましたが、もっとしっかり備えておくべきだったと思います。」
✅ 教訓:最低でも「3日分」、可能なら「7日分」の非常食を準備する
→ 「尾西のアルファ米シリーズ」 や 「パンの缶詰」 は長期保存ができ、すぐに食べられるのでおすすめ。
④ 寒さが厳しかった(新潟県中越地震・2004年)
60代男性(新潟県小千谷市在住)
「10月の地震で、夜はかなり冷え込みました。避難所には毛布がありましたが、それだけでは足りず、みんな震えながら寝ていました。特に高齢者は風邪をひく人が多かったです。私は使い捨てカイロを持っていたので助かりましたが、やはり防寒対策は必須ですね。」
✅ 教訓:防寒具(毛布・カイロ・防寒シート)を準備する
→ 「アルミブランケット」 や 「使い捨てカイロ」 を多めに持っておくと安心。
⑤ 充電ができず情報不足(西日本豪雨・2018年)
20代男性(広島県在住)
「停電していたので、スマホの充電がすぐになくなってしまい、家族との連絡や情報収集ができなくなりました。避難所には充電スペースがあったけど、人数が多くてなかなか順番が回ってこなかったです。モバイルバッテリーをもっと持っておけばよかったと後悔しました。」
✅ 教訓:大容量モバイルバッテリーを用意しておく
→ 「Anker PowerHouseシリーズ」 などのポータブル電源があれば、長期間の停電にも対応可能。
まとめ:実際の避難体験から学ぶべきこと
✅ 避難所のトイレ環境は悪い → 簡易トイレを準備
✅ プライバシーはほぼゼロ → 仕切りやプライバシーテントが必要
✅ 支援物資がすぐに届くとは限らない → 7日分の食料と水を確保
✅ 避難所の寒さは想像以上 → アルミブランケットやカイロを準備
✅ スマホの充電は確保しにくい → 大容量のモバイルバッテリーが必須
これらの教訓をもとに、しっかりとした備えをしておけば、いざという時に家族や自分の命を守ることができます。あなたも今すぐ防災対策を始めてみませんか?
家族構成別の備蓄品リスト
共通の基本アイテム
- 飲料水: 1人1日3リットルを目安に、最低3日分(可能なら7日分)。
- 非常食: 缶詰、レトルト食品、フリーズドライ食品など、1人1日3食分。
- 衛生用品: トイレットペーパー、ウェットティッシュ、マスク、消毒液。
- 応急手当キット: 包帯、絆創膏、消毒液、常備薬。
- 防寒具: アルミブランケット、使い捨てカイロ。
- 情報確保: 手回しラジオ、モバイルバッテリー。
- 簡易トイレ: 1人1日3回分を目安に準備。
2名用
- 飲料水: 18リットル(3日分)。
- 非常食: 18食分(3日分)。
- 寝具: 寝袋2つ、エアーマット2つ。
- その他: ランタン1つ、ウォーターバッグ1つ。
3名用
- 飲料水: 27リットル(3日分)。
- 非常食: 27食分(3日分)。
- 寝具: 寝袋3つ、エアーマット3つ。
- その他: ランタン1つ、ウォーターバッグ1つ、追加の簡易トイレ。
4名用
- 飲料水: 36リットル(3日分)。
- 非常食: 36食分(3日分)。
- 寝具: 寝袋4つ、エアーマット4つ。
- その他: ランタン2つ、ウォーターバッグ2つ、簡易トイレを多めに。
防災士に聞いたおすすめ防災グッズ
1. 非常用持ち出しセット(LA・PITA SHELTERシリーズ)
家族構成に応じたセットがあり、リュックに必要なアイテムが揃っています。
- 価格: 約23,900円(3人用)。
- 口コミ: 「中身がしっかりしていて安心感があります。リュックも丈夫。」
2. ポータブル電源(Anker PowerHouseシリーズ)
停電時にスマホや家電を充電可能。
- 価格: 約119,900円。
- 口コミ: 「災害時に役立つのはもちろん、キャンプやアウトドアにも使えて便利!」
3. 簡易トイレ(BOS 非常用トイレセット)
消臭効果が高く、衛生的。
- 価格: 約3,000円(20回分)。
- 口コミ: 「臭いが本当に漏れない!非常時には必須。」
4. 保存水(10年保存可能)
長期保存が可能なミネラルウォーター。
- 価格: 約3,860円(1.8L×12本)。
- 口コミ: 「10年保存できるので、定期的に買い替える手間が少なくて助かる。」
5. 防災ラジオ(手回し充電タイプ)
ライト、ラジオ、モバイルバッテリー機能付き。
- 価格: 約4,500円。
- 口コミ: 「手回し充電できるので、電池が切れても安心。」
6. コールマン(Coleman) テント インスタントアップドーム
避難所が混雑している場合に役立つ簡易テント。
- 価格: 約21,950円(3~4人用)。
- 口コミ: 「設営が簡単で、アウトドアでも使える。」
まとめ
防災の意識が高まる中、自分や家族の安全を守るためには「備え」が欠かせません。最低でも3日分の備蓄を確保し、避難場所や連絡手段を家族で共有しておきましょう。
また、今回紹介した防災グッズの口コミを参考に、必要なアイテムを揃えておくと、いざというときの安心感が違います。日頃からの備えが、命を守る鍵になります。


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