沖縄本島から約60km、那覇からフェリーで約2時間の場所に位置する「渡名喜島(となきじま)」。この島は観光地として派手さこそないものの、古き良き沖縄の原風景が色濃く残る静かな離島です。赤瓦屋根の伝統的家屋、石垣の道、風にそよぐフクギ並木。そこには、時間がゆっくりと流れる世界があります。
この記事では、渡名喜島の魅力や歴史、おすすめスポット、アクセス方法、宿泊、実際の口コミまで、ご紹介します。喧騒から離れ、心身ともにリセットできる旅先を探している方にぴったりの島です。
渡名喜島とは?どんな島?

- 所在地:沖縄県渡名喜村
- 面積:約3.74平方km
- 人口:約350人
- 島の形状:ハート型にも見える独特の形
渡名喜島は、沖縄県の中でも特に自然と伝統文化が色濃く残る島のひとつです。美しいサンゴ礁に囲まれたこの小さな島は、かつて那覇と久米島の交易拠点として栄え、現在でも赤瓦屋根と石垣に囲まれた集落が保存されています。
島全体が「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されており、景観の保全が徹底されているのも大きな特徴です。
渡名喜島の歴史|交易と伝統が息づく島

渡名喜島は、琉球王国時代には交易の中継地として重要な役割を果たしていました。農業だけでなく、船による物流や交易で栄えており、島民の多くが航海術に長けていたといわれます。
また、島の建物は台風に強い赤瓦屋根と低い石垣に守られており、厳しい自然と共生してきた知恵の結晶でもあります。フクギ並木は防風林として、また道しるべとしての役割も果たし、今では島の象徴ともいえる風景です。
渡名喜島の見どころ・おすすめスポット
1. 伝統的赤瓦の集落
島に降り立ってまず目にするのが、美しい赤瓦屋根の民家と白砂の道。まるで映画のセットのような町並みは、現代ではなかなか見られない貴重な風景です。ここでは「電柱の地中化」が進められており、空も広々と感じられます。
2. フクギ並木の癒しの小径
集落内には無数のフクギ(福木)が植えられており、風を和らげ、強い日差しを遮る天然のトンネルを作っています。静かなフクギ並木を歩くと、まるで時間が止まったかのような感覚になります。
3. ウハルズ御嶽(うはるずうたき)
島の信仰の中心地とも言える御嶽(うたき)。ここでは古くからの神事が今も受け継がれており、地域の精神的な支柱となっています。観光として訪れる場合は、マナーを守り静かにお参りをしましょう。
4. 渡名喜灯台と絶景スポット
島の西側には渡名喜灯台があり、そこからは雄大な海の景色を一望できます。夕暮れ時の空と海のグラデーションは、言葉にできないほどの美しさです。
5. ビーチとシュノーケリング
島には手つかずのビーチが点在しており、透明度の高い海でのシュノーケリングも人気。特に「ウミナイビーチ」はサンゴや熱帯魚が多く、自然派にはたまらないスポットです。
渡名喜島での過ごし方
のんびり散策
レンタサイクルや徒歩で島内をのんびり巡るのがおすすめ。1〜2時間もあれば島の主要エリアを一周できます。
地元料理を味わう
島の食事処では、地元野菜や魚介を使った素朴な沖縄料理が楽しめます。特に「渡名喜そば」は出汁が効いた優しい味わいで人気です。
宿泊して満天の星を
夜には民宿やゲストハウスに泊まり、都会では見られない満天の星空を堪能するのも魅力のひとつ。虫の声と波の音しかない夜に癒されること間違いなし。
渡名喜島へのアクセス
船でのアクセス
- 出発港:那覇泊港
- 所要時間:約2時間
- 便数:1日1便(天候によって運休あり)
※事前予約をおすすめします。フェリーは満席になることもあるため、旅行計画は余裕を持って。
飛行機との組み合わせ
那覇空港到着後、泊港へはゆいレールと徒歩、またはタクシーで約30〜40分。飛行機とフェリーを組み合わせることで、1日での移動も可能です。
渡名喜島の宿泊情報
渡名喜島には大規模なホテルはありませんが、アットホームな民宿やゲストハウスが点在しています。どの宿も地元の人とのふれあいが魅力で、都会では味わえない温かいもてなしが待っています。
主な宿泊施設:
- 民宿くまごろう
- ゲストハウス とも
- 渡名喜島民宿組合の紹介所経由でも予約可能
価格帯:1泊2食付きで5,000円〜8,000円程度
渡名喜島を訪れた人の声
“赤瓦の町並みがとてもきれいで、どこを撮っても絵になる!まさに癒しの島。”
“夜の星空が感動的。東京では絶対に見られないレベルの天の川が見えました。”
“人が優しくて、道を聞いただけなのに案内してくれて嬉しかった。心が温まる旅でした。”
渡名喜島はこんな人におすすめ
- 沖縄の本当の姿を見たい人
- 観光地化されていない場所で癒されたい人
- 写真好き、カメラ女子
- のんびりとした時間を過ごしたいカップルや家族
まとめ|渡名喜島で心と体をリセットする旅を
渡名喜島は、沖縄の中でも特に“原風景”が残る貴重な島。観光施設や娯楽は少ないかもしれませんが、その分、心を穏やかにしてくれる力がある場所です。
都会の喧騒から逃れて、心身をリセットしたいとき。人の温かさに触れ、空と海と星に包まれた時間を過ごしたいとき。そんなときには、渡名喜島がきっとあなたを癒してくれます。
次の沖縄旅行では、ぜひ渡名喜島を旅の目的地に加えてみてください。
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