沖縄の苗字ランキングTOP20+読めない・珍しい苗字も一挙紹介!
「比嘉」「金城」「大城」……本土ではほぼ見かけない独特の苗字が並ぶ沖縄。その背景には琉球王国の歴史と、島々の地名が深く刻まれています。
沖縄に住んでいると、クラスや職場に「比嘉さん」「金城さん」「宮城さん」が何人もいるのは当たり前の光景。でも本土出身の人に話すと「え、そんな苗字あるの?」となることも多い。今回は、沖縄の苗字ランキングTOP20と、思わず読み方を間違える苗字・全国でも珍しい個性的な苗字まで一気にまとめました。
沖縄の苗字のほとんどは地名由来です。琉球王国時代、苗字は王族・貴族など限られた人々のものでしたが、明治時代に「苗字必称令(1875年)」が出されたことで一般庶民も苗字を持つことになりました。そのとき多くの人が自分が住む村や集落の地名をそのまま苗字にしたため、「地名=苗字」の独特の体系が生まれました。「大城(おおしろ)」「金城(きんじょう)」「山城(やましろ)」のように「城」がつく苗字が多いのも、沖縄に多数存在したグスク(城)文化の影響です。
🏆 沖縄の苗字ランキング TOP20
名字由来net(2026年4月最新データ)をもとにした沖縄県内の人口別ランキングです。
| 順位 | 苗字 | 推定人口 | ひとことメモ |
|---|---|---|---|
| 1位 | 比嘉(ひが) | 約50,700人 | 沖縄最多。本土ではほぼ見かけない純沖縄苗字の代表格。 |
| 2位 | 金城(きんじょう) | 約50,200人 | グスク(城)由来。「かねしろ」と読まれることも多い苗字。 |
| 3位 | 大城(おおしろ) | 約46,800人 | 「だいじょう」と読む地域もあり読み方バリエーションが豊富。 |
| 4位 | 宮城(みやぎ) | 約36,600人 | 宮城県と同じ漢字だが全く別のルーツ。沖縄では「みやしろ」とも。 |
| 5位 | 新垣(あらかき) | 約29,800人 | 女優の新垣結衣さんで全国的に有名に。読み方「にいがき」は誤読。 |
| 6位 | 玉城(たまき) | 約28,600人 | 沖縄県知事の玉城デニーさんで一躍有名に。「たましろ」とも。 |
| 7位 | 上原(うえはら) | 約27,100人 | 本土にも存在する苗字だが、沖縄での集中度は圧倒的に高い。 |
| 8位 | 島袋(しまぶくろ) | 約24,300人 | 「袋(ふくろ)」の読みが特徴的。BEGINのボーカルも島袋寛子さん。 |
| 9位 | 平良(たいら) | 約21,900人 | 宮古島市の旧市名「平良市」からも馴染み深い。「ひら」とも読む。 |
| 10位 | 山城(やましろ) | 約18,400人 | 中部・北部地域に多い。「やまぐすく」とも呼ばれる地名が由来。 |
| 11位 | 知念(ちねん) | 約16,700人 | 南城市知念地区が発祥。チャンプルーズの知念良吉さんで有名。 |
| 12位 | 宮里(みやざと) | 約15,700人 | プロゴルファー宮里藍さんで全国区に。「みやさと」とも読む。 |
| 13位 | 仲宗根(なかそね) | 約14,100人 | 「仲」「宗」「根」3文字。本土の人には読みにくい代表的な苗字。 |
| 14位 | 下地(しもじ) | 約13,900人 | 宮古島に多い苗字。下地島(しもじじま)がルーツとされる。 |
| 15位 | 照屋(てるや) | 約13,800人 | うるま市・沖縄市に特に多い苗字。「てりや」と読み間違われやすい。 |
| 16位 | 砂川(すながわ) | 約13,400人 | 本島北部・糸満市に多い。「すなかわ」とも読まれる。 |
| 17位 | 城間(しろま) | 約12,200人 | 那覇市長の城間幹子さんでも知られる。「ぐすくま」とも読む。 |
| 18位 | 仲村(なかむら) | 約12,100人 | 本土にも存在するが沖縄でも多い。「なかんむら」という読み方も。 |
| 19位 | 新里(あらさと) | 約10,500人 | 「にいさと」「しんざと」など複数の読み方が存在する。 |
| 20位 | 新城(あらしろ) | 約10,100人 | 「しんじょう」「にいぐすく」など読み方のバリエーションが多い。 |
📍 苗字の地域ごとの分布傾向
沖縄の苗字は地名由来のため、地域によって多い苗字が異なるのも大きな特徴です。
❓ 本土の人には読めない!難読苗字7選
沖縄在住者には当たり前でも、本土の人が初めて見ると読めないことが多い苗字を厳選しました。
3文字苗字の代表。「宗根」の部分を「そね」と読む。首相も同名字(中曽根)だったが漢字が異なる。
「饒」という字を「よ」や「の」と読む。全国でも約1,900人と少なく、沖縄本島北部・屋我地島にルーツがある。
沖縄最南端の喜屋武岬と同じ地名由来。3文字を「きゃん」というシンプルな読みにまとめるのが特徴。
読谷村渡慶次地区がルーツ。「慶次(けし)」の読み方が難しく、本土の人には「とけいじ」と読まれがち。
本部町渡久地(とくち)地区が発祥。「渡」「久」「地」の3文字を「とくち」と読む。
サッカー選手の我那覇和樹さんで知られる。「那覇(なは)」が入っているが「がなは」と読む点が独特。
現在の八重瀬町東風平地区がルーツ。「東風(こち)+平(んだ)」という独特の音読みの組み合わせ。
🦄 沖縄にしかない!個性的・珍しい苗字
全国的にも超レアで、沖縄でしかほぼ出会えない個性派苗字を紹介します。
全国でも珍しい6文字苗字。「珍しい沖縄の苗字」アンケートで1位を獲得したこともある堂々たる長さ。
沖縄市西半の旧地名・大工廻が由来。大工職のいる町が語源とも。全国で約170人という超レア苗字。
全国約270人の希少苗字。「護」「得」という縁起の良い字の組み合わせ。ゴエクという響きも独特。
「箇」の字が珍しい3文字苗字。「かねこだん」とも読む。見た目のインパクトが強く、一度見たら忘れない。
南城市玉城にルーツがある5文字苗字。石造りの井泉(カー)が今も残る歴史ある地名が由来。
「瑞慶」という字の組み合わせが美しい。北中城村の瑞慶覧地区が由来。全国で約2,200人。
日本最南端の有人島・波照間島と同じ名の苗字。「果てある海(はてるうみ)」が語源とも言われる。
うるま市の勢理客地区が由来。見た目から読み方を想像することがほぼ不可能な難読苗字の代表格。
まとめ
沖縄の苗字は地名=苗字という独特の体系から生まれており、琉球王国の歴史と島々の地理がそのまま苗字に刻まれています。「比嘉」「金城」「大城」というTOP3だけで沖縄全体の人口の約10%を占めるという偏りも、沖縄ならではの特徴です。
「前伊礼門」「大工廻」「勢理客」のような苗字は、ある意味で沖縄の土地の記憶そのもの。沖縄を訪れた際は、お店の看板や名刺に書かれた苗字にも注目してみると、また違った沖縄の魅力が見えてくるかもしれません。
※苗字の推定人数・ランキングは名字由来net(2026年4月時点)をもとにしています。読み方には地域・家系によって複数のバリエーションがある場合があります。参考資料:名字由来net(https://myoji-yurai.net/)

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